3か月ほど前に発表された「ヤマト、メール便配達を日本郵便に移管 ネコポスも」の記事。
上記ニュースを目にした時に漏れ出た独り言は「いつか来た道ではないのか」だった。
同じような思いを抱いた業界人は多いかもしれない。
私に限らず、脳裏に浮かんだ寄る辺なさは「日通、宅配便から撤退 統合計画が破談」という14年前の出来事に由来しているのだと思う。
多くの読者諸氏にとっては夏季休暇明けの金曜日となった本日かと思う。
しかしこれを書いているのは8月15日の明け方である。今まさに台風7号が近畿地方を直撃しようとしており、午前5時の現在、和歌山県潮岬に上陸したようだ。
当然ながら台風の進路となる紀伊半島以北エリアでは大雨と強風の警報が出ているわけで、まさに滝のような雨がわが家の屋根にはねる激しい音が長く絶え間なく続いている。
時間や体力が許す限り、遠方への移動には空路ではなく陸路を利用するようにしている。出張やら私的な旅行などぜーんぶひっくるめ、まさしく公私の別なくだ。
何度乗っても飛行機には慣れない。とりわけ離着陸時は緊張が過ぎて疲れてしまう。短時間で目的地に着くのはありがたいが、それを上回るドキドキ嫌悪感のお釣りが大きいのだ。
コロナ禍がもたらした現象のひとつに、在宅勤務の奨励があった。疫災が収束を迎えようとしている現在、その傾向にはやや陰りが見え始めているが、企業によっては出勤頻度をコロナ禍前に回復させず、勤務時間の大半を在宅にて済ませることも珍しいハナシではなくなった。
今冬はあんまり雪が降らないなぁ、と思い始めていた先月中旬までの内心を見透かして裏切るような先週の大雪だった。
近畿では最も温暖とされている和歌山県でも、積雪と路面凍結による車両の立ち往生や滑走事故が相次いで発生した。冬タイヤに無縁の土地柄ゆえの大混乱だったようだ。
先月の健康診断メニューにあった眼底検査で疑わしき結果が出たため、眼科で精密検査を受けてきた。要は「緑内障の疑いあり」を改めて精査したのだが、結果としてセーフだった。
医師の説明によると、視野狭窄もなければ、視神経の圧迫もない、、、ではなぜ検診でひっかかってしまったのか。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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