ワタクシ的結論は「時間猶予を認める」である。
誰に対しての言葉かといえば、まずは顧客。次に顧客に対面する営業部門。さらには経営層。
ちなみに時間猶予に拒否反応や即座に拒絶するのは上述とは逆の順番、、、つまり顧客から遠い順に「そんなことはできない」と始まることがもっとも多いパターンだ。
このところやたら温いので、来る寒気への気合十分な心構えが肩透かし状態になっている。
と思ったら、来週からはいきなりの大寒気到来。近畿北部では積雪になりそうなのだとか。
昨年のような短時間局所ドカ雪による交通・物流マヒは勘弁願いたいが、白銀で飾られた日本海沿岸の雪景色を眺めながらのドライブは大いなる愉しみでもある。
それゆえに会場滞在の間は大いなるストレス状態のままで我慢している。なるべく表情に出さぬよう努めているつもりだが、おそらくきっとバレバレ状態なのだと思う。
できることならご遠慮したいのはやまやまだが、関与先の業務に必要な設備やシステムなどの参考視察の同行、自分自身がそのイベントのゲストスピーカーだったりすると、
店頭での購買依存度を下げたEC興隆の功罪については、後の時代の評価を待つばかりだが、少なくとも物流作法への影響は多大だった。
個配手法のインフラ化は消費物流の根底を揺さぶり、今も振動は止まぬままである。
物流が生活スタイルを変えていくのか、その逆なのかは拙者のような素人には分析不能だが、「適宜」「便利」というキーワードなしで消費と物流を語ることはできないと感じている。
世代によって使用する単語が違う、、、言い換えれば「単語や言い回しで年代がわかる」という傾向を実感することが多くなった。
テレビ番組で出演者が遣う言葉だったり、若い方の書いたコラム記事や各種ニュースで用いられる表現などでも「ん?今の言葉は何じゃ」と引っ掛かってしまうことが増えた。
鬼のような速度と馬力でピッキングなどすれば、「おぉ~」と驚愕まじりの称賛を得られること間違いないし、コンテナのデバンニング時にはおそらくきっと英雄扱いされるだろう。
私の関与する現場での実話だが、社会人運動部の面々が物流現場で業務に就くと、その体力に物言わせる処理能力に驚愕し称賛する言葉が数多く与えられる。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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