掲題はロジ・ターミナルの核ともいえる最重要事項。
それは事業会社にとって絶対に有益であるという確信のもとに主張している。
「サービス」のページにその内容があるが、補完する意図も含めて、詳しく説明していない部分について書いてみたい。
昔取った杵柄。
なんていう言葉を思い浮かべながら書いている。
今回は全国多数の物流会社が実施する「倉庫見学会」についての一席。
実は、物流リアル〈本気のQ&A〉の質問投稿フォーム経由で数社からご質問いただいているのだが、あのコーナーにはなじまないので、今回の記事で回答を兼ねてつづりたいと思う。
企業の物流業務は外部委託が主流である。
自社倉庫運営にあたり、作業請負業者と契約したり、3PLに丸投げしたり。
言い回しや理由付けの順番に違いこそあれ、どの企業も似たような実態や本音を抱えている。
掲題の言葉はロジ・ターミナルの行動規範。
バスケットボールやレーシングシーンとニュアンスが異なるのは、競ったり、抜き去るために対面したり並走するのではないという意で用いているからだとご理解いただきたい。
物流専門職養成プログラムの根底には「対面会話」「並走して次へ」という不文律がある。
掲題であきらかですが、今回は完全に余談であります。
物流のかしこまった技術論や方法論のハナシは一切出てきませぬ。
なので物流情報収集目的の方々はスルーしてください。
ただの「自己流よもやま話」です。
昨年の勤労感謝の日以来、久々の雑談・余談の回としますので、読前にご了承を。
物流現場の対応可能範囲と要する時間を関与者全員が知ることで、顧客対応のための無理ない業務改善案が策定できる。
自社物流の最大の強みは、全員が同じ船の乗員であるということ。
無事に目的地を目指す航海を願わないクルーはいない。
「必ず問題解決できる」
各部署の全員がそう信じ、
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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