物流の仕事は地味の極致。
と、改めて書くこともないほど皆様がそう感じていることなのだが、内容についてはあまり知られていないようなので、今回のエントリーでほんの少しだが詳らかにしてみたいと思う。
意外にお感じになる向きも多いかもしれないが、物流現場はデジタル化の進んだ部門。
配送コストが先行する形でコストアップの第一波が到来。第二波は人事労務関連費用、そして第三波は原材料費上昇に伴う資材・什器備品類。
しかし、国内景気を観察すれば、全体的にはどう考えてもモノの値段が上がる要素が少ない。
むしろ現状維持か値下がりのほうが圧倒的主流といえる。
本社機能を移転しましたことを本ブログでもご報告いたします。
新しい元号「令和」とともに新しい環境。
まだ各届け出や事務的な追加・変更などが間に合っていないのですが、ついに長年の希望だった労働環境を実現できました。
倉庫会社や関連する各種業務を無料で紹介斡旋するサービスが台頭して10年ぐらいだろうか。
あまり興味はないのだが、起業当初からの彼等を知る身としては素直に喜べない現状がある。
その理由は、床と作業に利益をのせて「物流サービス」を売って飯を食っている物流会社が、物流コスト削減のコンサルティングをするという二律背反と同様の矛盾を強く感じるからで、
初めて作る、もしくはあまり作ったことのない料理の場合、ネットなどでレシピの検索をする方は多いと思う。
ものすごい情報量といろいろな切り口でのコメントや工夫が付加されていて、楽しく読めて便利でありがたい。
(ちなみに下手の横好きながらも料理は結構する)
ずいぶん前から怪訝で理解しがたい想いを抱き続けていることがある。
それは物流現場と本社などの管理部門の在庫差異の処理の仕方だ。
「いいのかそれで?」という事例がたくさんある。
中でもマスター(本社)とローカル(物流現場)の在庫データ差異をどう処理するかについては、相当数の企業で乱暴ともいえる作業が行われている。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
ご相談・ご質問等ございましたら、
お気軽にお問い合わせください。