物流拠点は少ない方がいい。
理想は一拠点ですべてまかなうこと。
そう主張し続けてきた。
複数拠点間の在庫管理、人員管理、品質管理、などの平準化には困難が付いてまとうし、運用コストは拠点数の増加とともに歩留まりが悪くなってゆくからだ。
長年言い続けていることのひとつに「商品コードと商品マスターの作成規格を標準化する」というのがある。
現状なら、全部JANにしてマスターは直列型の共通仕様に準拠すればどうか、ということだ。
流通云々やらNET専売品なので、、、などの個別事情は承知している。
それでも物流が発生する可能性のある物品にはすべてJANを付与するべきだと考えている。
なぜなら、「それが一番低コストで合理的で究極の全体調和を生む」と確信しているからだ。
昔よくカラオケで歌った曲の前の日のハナシではないし、ハマショーも関係ない。
先週の金曜日と本日の業務はどうだったのだろうか?
という物流倉庫事情についての素朴な疑問やらを書いてみたいと思う。
今日はまだ三が日だということは承知している。
が、特別めでたい出来事やハナシも耳にしないので「あけました」とだけ書いておく。
読者諸氏の中に「もう、めでたくてめでたくて仕方ないのじゃぁ~」というお方がいらっしゃるなら、謹んでお祝い申し上げる。
けっして不機嫌というわけではなく、悪意もなく、屈折しているわけでもないので、悪しからず誤解なきようと言い添える次第だ。
二つの元号を跨いだ2019年もあと数日。
例年どおりのコメントだが、一年の過ぎゆく速度が増す一方だ。
この分では「あっ!」という間に人生が終わりそうだなと思っている。それが寂しく辛いことなのか、逆に安堵と平穏の訪れであるのか。
という類のハナシは宗教屋さんに任せておけばよいのだが、柄にもない想いなどが過ったりするのもこの時期ならでは。
誰にも忘れられない言葉がある。
いくつかの心に刻まれた言葉が、今も褪せずに脳裏や胸中をめぐり漂う。
以前書いたハナシもそのうちのひとつ。
そして今回の掲題となっている言葉も忘れられなく、ありがたく、貴い。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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