久々の手前味噌だが、そこそこ「ウマイ」という自負もあるので、食わず嫌いなさらずにお読みいただければ幸いだ。
500件には足らないと思うが、少なからぬ実務事例から導いた手法なので、その効用には一定のエビデンスがあるということも付け加えておきたい。
今まで何度か地方自治体がらみの原稿を書いてきた。
過去のよもやま話や他媒体への寄稿に分散してしまっている「言いたいこと」をとりまとめ、地方自治体を真ん中に据えたハナシをちゃんと書いておくべきだと感じた。
で、早速ながら見返して目についたいくつかの原稿の内容を、「物流事業が寄与できる地方自治体の活性化」という切り口で簡単にまとめてみることにした。
アマゾンは置き配の普及を強烈に推進している。
はたしてそれが「サービス」であるか「やまれぬ事情」であるかの評価は立場や観察地点によって異なる。
受領者の便宜と発送者の合理性が相反しないなら「サービス」で障りないが、必ずしもそればかりではなさそうだ。
この原稿を書いたのは一か月前。
あえて時間をおいての掲載にした理由は、1月17日と3月11日の中間に近い掲載曜日だから。
25年前のあの日、9年前のあの時、それ以前その後に各地の人々が見舞われた抗いようなどなかった天災のすべて。
褪せることない記憶と想いを抱き続けるひとりとして、そして物流に携わるひとりとして、今この時に考えていることを記しておきたい。
チョコレート気分の諸氏には申し訳ないが、多少の苦みとともにお読みいただければ幸いだ。
今回は派生記事である旨、先にお断りしておく。
現在執筆中の寄稿予定原稿から一部抜粋、補足して書いている。
もはや自動運転の進化と普及は足踏みすることなく拡がり、万人が違和感を抱くことなく社会に浸透するだろう。
運転の補助機能から完全無人化に向けて、技術や環境そして法整備までが着々と進んでいる。
物流会社に入社もしくは一般企業の物流部門に配属され、最初の現場研修は何でしたか?
という質問をすれば、該当者のほぼ全員が即答で明確に返事をするのではないだろうか。
事の初めはそりゃもう一所懸命で真面目に無我夢中だったはずだ。
きっと、たぶん。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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