本年もよろしくお願い申し上げます。
と、明けて7日もたってから書くのはかなり間が抜けているような気がするが、前回掲載が大晦日だったのでこうなってしまう。例年通り平々凡々な年末年始を過ごしたので、お知らせするオモロイ出来事も皆無のまま仕事始めに至り、今日の初稿となっている。
昨年最後の掲載はクリスマスだったが、今年は大晦日となった。
一年間を経た今日も、疫災収束の目途は立たず、マスクと人流抑制の欠かせぬ日々を強いられたまま世界中の人々が越年の時を迎えようとしている。
それゆえなのか、締めくくりというより暦に合わせての文言を並べているだけという感が強いのは、世間一般に通じる様のようだ。
掲題に従って書き始めようとしたら、掲載日である本日はクリスマスイヴであることに気付いた。無宗教であるため祈りを捧げたり、厳かな気持で過ごすこともないが、各家庭や往来に笑顔や歓声があふれる夜であって欲しいと願っている。
金曜日という暦の巡り合わせも気が利いていてよいではないか。
いやはや本格的に寒くなってきた。
特に今週は朝の冷え込みが厳しくなって、場所によっては氷点下かその間際まで気温が下がっているようだ。この分だと路面凍結や濃霧による視界不良が事故につながることも多くなるので、走行時間帯やルートの調整が可能ならば、是非とも工夫してほしいと願う。
次に買い替える車はEVかFCVになるだろう、と自分に言い聞かせるようにしていたのだが、やはり水素燃料の可能性を捨てきれない。
つまり、モーターではなくエンジンの載った車を運転したいのだ。
合理的な理由などなく、単なる好みのモンダイである。
奇妙さを通り過ぎて怖くなってしまうほど一年間が短く感じる。
光陰矢の如しを心底実感しているこの数年なのだが、年々その思いは強まるばかりだ。
師走のこの時期、幼少期には「♪もういくつ寝るとお正月」などと口遊んだのだろうが、今では「♪もういくつ寝るとお葬式」と呟いてしまいそうだ。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
ご相談・ご質問等ございましたら、
お気軽にお問い合わせください。