先月のハナシだが、またもやスットコドッコイな受け答えをやらかしてしまった。
とある物流改善にまつわる一連の遣り取りを聞いて、「実に的確で素晴らしい意見です。いやはや目からうろこが落ちるような内容ですね」と素直に感動しつつ返した。
それを聞いた相手は「・・・あの、その、これは永田さんの書かれたコラムをそのまま転用しただけです」と思いっきり困惑しつつも、最後は苦笑まじりに返答していた。
コロナ禍がもたらした現象のひとつに、在宅勤務の奨励があった。疫災が収束を迎えようとしている現在、その傾向にはやや陰りが見え始めているが、企業によっては出勤頻度をコロナ禍前に回復させず、勤務時間の大半を在宅にて済ませることも珍しいハナシではなくなった。
あぁまたか、、、とうんざりしつつも、作り笑顔で短く訂正する誤解――質問内容の前提として固定されている思い込みは何年経っても解消できないままだ。
自社Web上でも説明しているのだが、弊社のサービス内容を熱心に丁寧に読む奇特な方など極めて少ないので、いつまで経っても誤解は解消されぬままなのだ。
なんだか知らんが「温かい」をすっ飛ばして、いきなり「暑い」を連発した今週だった。
特に水曜日は各地で夏日だったとか。暑気に弱いワタクシとしては憂うつこの上なかった。
やっと桜が咲き始めようかという時候に、夏日で暑苦しくなってどうするのじゃ!
と毒づいても空しいだけだが、愚痴のひとつも言いたくなってしまう。
長く仕事をしていると、まれに奇遇ともいえる機会や巡り合わせに見舞われることがある。
実はまたもや奇遇と幸運の双方に見舞われたのだが、それは下記の過去稿に関連するイベント出席の依頼をいただいたことだ。
そもそもの予定が変更となり、ぽっかりと空いていた月日だったことも幸いだった。
この数年来「年度末は気ぜわしい」という決まり文句があまり聞こえてこなくなった気がするが、読者諸氏はいかがお感じだろうか。
そもそも3月を年度区切りにする事物が減っているような気がするし、各メディアでの記事数も相応にというのが実感である。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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