日本文化の「様式美」は我々の暮らし方やものづくりなどの根底に流れている。
極限まで削り、排し、除すことで「最小と最少」に至ってよしとする美意識は貴い。
「いったい、なんのハナシやねん?」と
物流改善に関する事例集や記事は数多い。
さまざまな業種業態の種々ある現場業務、そのミスやトラブルの原因と解決方途、そして事後効果と具体的な実益。
他社の体験談や業務トラブル・奏功事案などの実例は、物流情報の検索者にとって最も興味を引くコンテンツのひとつ。
弊社のWEBにもそれに類するページがある。
初めて作る、もしくはあまり作ったことのない料理の場合、ネットなどでレシピの検索をする方は多いと思う。
ものすごい情報量といろいろな切り口でのコメントや工夫が付加されていて、楽しく読めて便利でありがたい。
(ちなみに下手の横好きながらも料理は結構する)
物流現場の対応可能範囲と要する時間を関与者全員が知ることで、顧客対応のための無理ない業務改善案が策定できる。
自社物流の最大の強みは、全員が同じ船の乗員であるということ。
無事に目的地を目指す航海を願わないクルーはいない。
「必ず問題解決できる」
各部署の全員がそう信じ、
拙サイトのアクセス・ピーク(山ではなくイボぐらいの大きさ)は日に4回ほどある。
最後のピークは18時から20時ぐらいにかけて。「ありがたい」と心から感謝。
しかし心配にもなる。
こんなブログ記事なんか読んでないで、早くお家にお帰りくださいな。必ずしも家に帰らなくてもよいので、とっとと会社から脱出しておくんなまし。
原因不明。
物流現場で頻繁に出る言葉。
「うーん、、、」と皆で唸ったり、無言で首を傾げたり、毎度のことなのでスルーしたり。
パート従業員や現場担当社員から報告を受けた管理者までが「うーん、、、」ということも珍しくはない。むしろ、トラブル時に発する社員や管理責任者の言葉ランキング上位に食い込みそうだ。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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