ヤードやバース前、庫内通路を往来するリーチやカウンターを操作している女性スタッフの姿が目立つ――今やそんな光景は珍しくなくなった。
その顔ぶれも、昨年まで高校生だった10代から来年には前期高齢者になると聞かされてもにわかに信じがたいほど若々しい60代まで、経歴や年齢も多彩だ。
物流現場で導入盛んな各種機器やシステムの話題を毎日のように眼にする昨今だが、先日もそれに関連するニュースについてのコメント記事を書いた。
ここでずらずらと並べて説明することはしないが、現場で採用される機器類のほとんどは、「人が担ってきた時間と負荷」の一部負担・代替作業をするものである。
その中でも明瞭な効果を上げているのがピッキング作業関連の各種システムや機器類だ。
2年前の9月、学生時代に人生初のフルマラソンに挑戦したというハナシを書いた。
それは入学した年の11月下旬で場所は河口湖。友人2人と前泊して、ちょっとした小旅行気分で参加したのだった。
今は「富士山マラソン」と名を変えているその大会が、結果的には人生最初で最後のマラソンとなった。
写真は長く続いている楽しみのひとつだ。
被写体は生きているもの以外なら何でもかまわない。
街中の路傍にある無機物を何のメッセージ性や訴求連想なしに撮るのが常である。
ちなみに撮られるのは苦痛でしかなく、許される限り避けている。
久々の手前味噌だが、そこそこ「ウマイ」という自負もあるので、食わず嫌いなさらずにお読みいただければ幸いだ。
500件には足らないと思うが、少なからぬ実務事例から導いた手法なので、その効用には一定のエビデンスがあるということも付け加えておきたい。
この原稿を書いたのは一か月前。
あえて時間をおいての掲載にした理由は、1月17日と3月11日の中間に近い掲載曜日だから。
25年前のあの日、9年前のあの時、それ以前その後に各地の人々が見舞われた抗いようなどなかった天災のすべて。
褪せることない記憶と想いを抱き続けるひとりとして、そして物流に携わるひとりとして、今この時に考えていることを記しておきたい。
チョコレート気分の諸氏には申し訳ないが、多少の苦みとともにお読みいただければ幸いだ。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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