物流改善の入口と出口。
入口が多くて3。(5と言ってきたが、近年減ってきた)
出口は2。
これが経験上の実感。
事業者側の説明は十人十色であるし、業界云々が加わると会社の数だけ入口があるように聞こえる。
入口とは現状のパターン。
資材のことが頭に浮かんだので、忘れないうちに書いておく。
ここでいう資材とは物流現場にあるそれであって、その他業務に必要なものは含まれない。
あまり意識しないところかもしれないが、梱包資材はかなり成熟した分野。
物流屋が言う「資材屋さん」は現場対応型の営業を主としていて、規格や強度、ロットについて素晴らしいレスポンスで提案と見積を揃えてくる。
保管効率をさんざん口にしてきたが、裏付けある数値で説明できたことはない。
実は、、、精密な正解がよくわからないのだ。
ぶっちゃけてしまうが、その言葉に誰も突っ込んだり異を唱えることができないから、したり顔でべらべらしゃべり倒していた。
今でも同じように「だいたいこんな感じ」でゆるーく説明している。
物流会社にいた頃、数え切れないほどの問合せや見積依頼を受けた。
でも過半の内容は決まりきっていて、中にはげんなりする内容のものも少なくなかった。
本来は「どんな内容でどんな文面や口調でも、問合せはありがたい」と感謝するのが優秀で正しい営業職だ。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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