この数か月、日本国内と海外のたくさんのWEBデザイン系サイトに掲示されている。
弊社WEBを閲覧してくださる方が増えるのはありがたいの一言だが、必ずしも物流ニーズではないところがちょっと寂しい。ただ、その先にいるクライアントに物流改善の必要があれば、弊社のことを思い出していただければいいな、なんていうことを淡く期待している。
40年来の友人が6人いる。
くされ縁としか言いようがなく、どいつもこいつも外見はきわめていかつい。
咬んだり吠えたりはしないが、短気で単純で言葉遣いが不自由である。
今やかなりおだやかになったが、見知らぬ他者から見れば相当にガラも悪い。
これまたわかりにくいハナシなのだろうか?
と書き始めたが、筆力の未熟なところはご容赦いただいて、是非とも読んでいただきたい。
庫内作業の基本的な要素を記したつもりなので、通常業務で物流にかかわり薄い経営層や営業部門、商品仕入・開発関連の方々は自社の現場で検証いただければ本望であります。
物流部門の方々には「あぁ、それね」と相槌を打っていただけると思う。
早朝の人気ない倉庫のヤード。
晩秋の紫がかった朝陽が徐々に射し込み始めるヤードを眺めていると、さまざまな出来事や人々を思い出す。
倉庫業務は確かな毎日を実感させてくれる。
目の前にある品物を自らの手で取扱い、自身の脚で歩いて運ぶ。
人生の半分以上は古墳のそばで生きてきた。
大阪にはたくさんの古墳があるが、私の暮らしてきた場所は「百舌鳥・古市古墳群」エリアがほとんどであり、現在も変わらない。
育ちは堺市と高石市。高校は大仙陵古墳――いまさら「実は仁徳天皇陵ではない」と言われても困るなぁ――の近く。
現在の職住は応神天皇陵や仲哀天皇陵に近接している。
小学生の頃、友人達の誰ともなく名付けた「ガンバルジイサン」という名の亀をよく捕った。
当時どの縁日でも人気だった「小さくてかわいいミドリガメ」のなれの果てなのだが、デカクてクサクて、くすんだ暗緑色の甲羅にオウドイロの裏側でイカツイ。
丸坊主の爺様のような風貌を眺めながら、「インドの汚い川にぎょうさんいてるお坊さんみたいやな」と思っていた。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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