まもなく過酷な夏季となる。
都市部では耐え難い高温と高湿がほぼ24時間途切れることなく長期間続く。
さらに台風やそれに等しい猛烈に発達した低気圧などがもたらす風水害。
例年のことなので、すっかり慣れて、、、なわけない。
自然の脅威は我々の想定と備えをことごとく上回り、さまざまな災害をもたらして、爪痕ともいえる惨状を残したまま去る。
物流会社に入社もしくは一般企業の物流部門に配属され、最初の現場研修は何でしたか?
という質問をすれば、該当者のほぼ全員が即答で明確に返事をするのではないだろうか。
事の初めはそりゃもう一所懸命で真面目に無我夢中だったはずだ。
きっと、たぶん。
昔よくカラオケで歌った曲の前の日のハナシではないし、ハマショーも関係ない。
先週の金曜日と本日の業務はどうだったのだろうか?
という物流倉庫事情についての素朴な疑問やらを書いてみたいと思う。
今日はまだ三が日だということは承知している。
が、特別めでたい出来事やハナシも耳にしないので「あけました」とだけ書いておく。
読者諸氏の中に「もう、めでたくてめでたくて仕方ないのじゃぁ~」というお方がいらっしゃるなら、謹んでお祝い申し上げる。
けっして不機嫌というわけではなく、悪意もなく、屈折しているわけでもないので、悪しからず誤解なきようと言い添える次第だ。
二つの元号を跨いだ2019年もあと数日。
例年どおりのコメントだが、一年の過ぎゆく速度が増す一方だ。
この分では「あっ!」という間に人生が終わりそうだなと思っている。それが寂しく辛いことなのか、逆に安堵と平穏の訪れであるのか。
という類のハナシは宗教屋さんに任せておけばよいのだが、柄にもない想いなどが過ったりするのもこの時期ならでは。
えらそうに物流業務のハナシをしているが、自身はかなりものぐさでおっちょこちょいだ。
だからこそありがちな不首尾や怠慢の類が手に取るようにわかる、と常々言い張っている。
こっそり共感していただける読者もいるはずだぁ、、、なんて思いながら書いております。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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