今まであえて触れないようにしてきたが、やはり一度は書いておきたい。
自身を奮い立たせる意も含んでの本稿だと察していただければ幸いだ。
パンデミック。視えない出口。消沈と閉塞感の蔓延。
世界中の人々が同時に見舞われる災いの到来は人生で初めての体験。
不透明な明日への不安や漂流状態の浮遊感が、会話を途切れさせ行動を委縮させる。
長年言い続けていることのひとつに「商品コードと商品マスターの作成規格を標準化する」というのがある。
現状なら、全部JANにしてマスターは直列型の共通仕様に準拠すればどうか、ということだ。
流通云々やらNET専売品なので、、、などの個別事情は承知している。
それでも物流が発生する可能性のある物品にはすべてJANを付与するべきだと考えている。
なぜなら、「それが一番低コストで合理的で究極の全体調和を生む」と確信しているからだ。
誰にも忘れられない言葉がある。
いくつかの心に刻まれた言葉が、今も褪せずに脳裏や胸中をめぐり漂う。
以前書いたハナシもそのうちのひとつ。
そして今回の掲題となっている言葉も忘れられなく、ありがたく、貴い。
物流業務の設計にあたり、私のモットーは、、、
と、書き始めて「ん?モットーって何語じゃ?」という素朴な疑問が生じた。
あたりまえのように使ってきたが、カタカナ表記の外来語か和語かすら不明なまま今に至ることに気付いた。
さっそく調べてみた。
若い方々にはもはや馴染みなく常用外の言葉なのかもしれないが、「商流」という言葉は物流以上に前世紀では多用されていた。
ビジネスレターや経済記事、日常の業務会話や商談などでも頻出する単語の一つだったし、取引の始まる前には最初に確認される事項でもあった。
本社機能を移転しましたことを本ブログでもご報告いたします。
新しい元号「令和」とともに新しい環境。
まだ各届け出や事務的な追加・変更などが間に合っていないのですが、ついに長年の希望だった労働環境を実現できました。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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