定番率が高い。
返品再入庫が多い。
返品物を検品・リバイバルの後、棚入再計上する。
オーダーメイドの高額な受注管理システムとWMS。
現場従業員の離職率が低い。(勤続10年程度ではベテラン扱いされない)
たまに聞かされる話に「モグリの倉庫会社」という言葉が出てくることがある。
過去に何度か質問されたこともある。
正確には届出登録済み営業倉庫か否か?のハナシだと思うので、この機会にちゃんと説明しておきたい。
まず第一に、営業倉庫の登録には事業主体のあれこれはたいして作用しない。
その届出に最重要な要件は「倉庫建屋」の諸条件を満たしていることで、運営会社の規模や経営数値が厳格厳密に査定され、届出受理に大きな影響を及ぼすことはない。
日本の陸上競技の中で、近年躍進目覚ましい種目の一つに男子の4×100mリレー(陸上競技の経験者は ‘ ヨンケイ ’ という)がある。
個人種目では世界のファイナリスト・レベルに今一歩及ばない日本の短距離走者が、4人揃うとメダルを狙える記録をたたき出す。
その理由はバッパ(バトン・パスのこと:もしや大阪ローカル短縮言葉なのか?)にある。
物流業務はミスとの闘い。
と、繰り返し言い続け、書き続け、夢でうなされ寝言にまで。
ほとんどの場合、間違いの原因は内部にある。
取引先の無理難題強要による不可抗力的な、、、なんてことは極めて少ない。
少し前のことになるが、RFID;いわゆる「ICタグ」の講習会に参加した。
数年前から情報は得ているし、顧客から導入相談されたこともあった。
ある程度は理解しているつもりなのだが、系統立てて基本から学んだことがない。
というわけで、初心にかえって学んでみよう!
と申し込んだのだ。
毎度思うのだが、EC専業会社の物流業務はシンプルでルーティン化しやすい。
週頭や大型連休明けの出荷大波に対応することぐらいしか苦労は無い。
その他、製造工場が廉かろう悪かろうな場合、入荷時検品が煩雑で、入荷予定数と実計上数の乖離にムラがあって、不要な手間とそのコストが発生するぐらいのものではないか思う。
永田利紀(ながたとしき)
大阪 泉州育ち。
1988年慶應義塾大学卒業
企業の物流業務改善、物流業務研修、セミナー講師などの実績多数。
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