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物流リアル〈本気のQ&A〉

高齢者雇用

(寝具・インテリア雑貨通販・物流本部長)

自社倉庫近隣ではパート従業員が慢性的に不足しており、弊社でも採用と定着に苦戦しています。
そんな状況を補完するためにも、60歳以上の高齢者雇用拡大を選択肢に入れたいのですが、作業効率や就業中の体調管理などの点で不安があります。他社ではどうなのでしょうか?
ちなみに現在弊社では55歳以上のパート従業員はおりません。

関東エリアでは高齢者の現場雇用が増えています。
若年層の現業離れと人口構成比の変化が根底にあるので、この傾向は強まる一方と考えます。
年齢という数値だけで考えると、せっかくの有能でありがたい戦力の獲得機会を逃してしまいかねません。
まずは面接されてはいかがでしょうか?
50代・60代の募集を積極的に行い、採用数を増やしている企業は少なくありません。

 

一概に「高齢者」と括れないほど体力や体調には個人差がありますので、面接時のヒアリングと既往症や持病の申告を勘案のうえ作業配属しているようです。
従前経験などから受持ち作業の適性を予測し、複数現場の順次試用後に決定するなど、高齢者だからといって特別なOJTは必要ありません。
人口動態を考えると高齢者雇用は不可避です。
減点方式を排して、前向きな雇用スキームを自社なりに策定ください。先行他社では成功事例多数です。

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