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物流リアル〈本気のQ&A〉

委託倉庫会社との契約解除

(和装品販売・経営者)

現在ECと実店舗と輸出販売を行っています。
倉庫会社の委託料金ですが、保管料と資材費用と配送料が3年前の契約以来値上げの連続です。
宅配料金の値上げだけでなく、国際小包の4割アップや保管面積増加・坪単価の引上げを、事前説明や相談なしに文面で通知してきます。
契約書では解約通知は6ケ月前に行わなければなりませんが、先方の一方的な値上げ強要は即解約できる条件にならないのでしょうか?

ご憤慨はとても理解できますが、結論から言えば、契約書の内容が優先されると思います。
解約要件に該当しない事由による契約解除は荷主側の自己都合解約とみなされますので、契約満了日までの保管料と実働荷役料、システム使用料、その他維持費項目があればその費用を物流会社は請求できます。
営業倉庫登録のある会社なら倉庫業法に基づいた権利が認められているので、事前の話し合いなく争うのは得策ではありません。ましてや一方的な支払拒否および減額は絶対にしてはいけません。貴社からすれば「相手こそ一方的ではないか」という言い分があり、度重なってきた不信や不実に対する憤りは我慢の限界、は理解・承知していますが、支払いを用いての意趣返しなどはなさらぬよう、どうか冷静に対処してください。
もはや弁護士などに相談されるべき状況となっているのかもしれませんが、仮に訴訟を起こして事の是非を問うても、裁判所からはすぐに和解の勧告が出され、「倉庫側の強引な通知の不手際と荷主側の頑な拒絶が相殺扱いされる」というのが関の山です。つまりは訴訟費用と手間のみが余分な実損として出て行ったという虚しい結末が待っていると想像できます。
次の委託先が見つかれば縁が切れる相手である、と割り切って、理性的な話合いは難しいのでしょうか?
争いは失うもののほうが多い、が弊社の知る大半の事例です。

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