入荷時の検品
(皮革製品卸売・センター長)弊社では入荷計上前に抜取りで検品しています。不良率(出荷作業中の検出や返品数からの算出)が約2.8%前後なのですが、全量検品するべきかどうかで迷っております。人員的にも余裕がないので、納品先の許容理解が得られている間は現状維持で運営したいのですが、一般的にはどうなのでしょうか?
一般論というか、教科書的には「入荷時の検収・検品は基本事項」となります。
しかし、入数違いや不良率が非常に低い場合は、簡略化するケースが多いことも事実です。
上流の生産管理が最優先の改善点であることは当然ですが、物流機能を具備しながらの商品不良率3%前後は業務品質の許容範囲を超えています。生産品質の改善がなされるまでの間は、全量検品すべきであると思います。
納品先の許容限界は建前として「不良率ゼロ」であるとお考え下さい。
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